専業主婦が夫にバレずに自己破産する方法と3つの注意点【事例あり】

借金の支払いが難しくなっているものの、なんとか夫にバレずに解決したいと思っている専業主婦のかたは多いです。

専業主婦が自己破産する際の注意点について紹介します。

この記事の目次

自己破産以外の方法がないか考える

借金を減らす方法は自己破産以外にも「任意整理」や「個人再生」があります。自己破産のように借金をゼロにするわけではなく、どちらも借金を減らした後に3～5年かけて残りを返済していきます。

任意整理：将来利息や遅延損害金を免除して、支払い総額や毎月の支払い額を減らす手続きです。同居家族にバレずに借金を減らせますし、債務整理をしている90％以上の方は任意整理を選んでいます。

個人再生：裁判所に申し立てて借金を5分の1から10分の1に減らす法的な手続きです。安定した収入がある方のみが対象ですが、住宅ローンの残っている家を残せます。

自己破産・個人再生・任意整理のどれが適しているか、大まかな目安は次の通りです。

全く収入のない専業主婦なら自己破産が選択肢の第一位になります。アルバイト・パート収入があれば任意整理や個人再生も可能です。

自宅が自分名義なら家を売却することになります。「どのくらいで売れるか」「どのくらいの査定額になるか」を調査するために、不動産業者や裁判所の管財人が自宅へくる可能性はあります。

自分名義のマイカーも処分しなければいけません。

20万円以下の財産（スマホやノートPCなど）なら処分しないですみます。

夫の収入で生活している主婦のかたは、裁判所に生活状況を説明するために夫の財産状況や収入を説明する必要があります。

家計を共にしている夫の収入証明書も提出しなければいけません。

できるだけ夫には相談すべきですが、どうしても夫に知らせないまま破産手続きをする場合、「バレるかどうかはやってみなければ分からない」のが現状です

「家族に内緒で自己破産したい」という気持ちを尊重してくれる弁護士を選びましょう。

弁護士事務所とのやり取りはメールにしてもらい、電話も自分の携帯電話のみにしてもらいます。裁判所からの書類は自宅へ届きますから、ポストの中の郵便物は自分だけが取るように心がけます。

札幌市内の弁護士事務所の解決事例です。子供の学費やエステローンの支払いで借金200万円になったAさんが自己破産できた事例です。

「ご主人に伝えるくらいなら破産をあきらめる」というAさんの気持ちを尊重し、Aさんに主人の財産や収入に関する資料を集めてもらい、大きな問題なく破産手続きが終了しました。

この記事をまとめると次のようになります。

専業主婦が夫にバレずに自己破産できる可能性もありますが、条件はありますし、やってみなければ分かりません。また、借金がゼロになるとはいえ、自己破産にはデメリットがあるので「本当に自己破産が最適か」を見極める必要があります。

夫にバレたくない…と考えているならあなたの意見を尊重した破産手続きをしてくれる弁護士選びが重要です。まずは無料相談できる法律事務所に問い合わせてみましょう。

チャットで相談できる弁護士法人プロテクトスタンス

東京ロータス事務所

東京ロータス事務所は東京に事務所を構えている全国対応の弁護士法人です。

多重債務や過払い金問題に関しては長年の経験があり、特に任意整理の料金は格安でやっています。