「破産したら人生終わりなんだよ…」と言ってる人は少なくありません。
何かと誤解されることの多い『自己破産』という制度ですが、勘違いしてる人の中でも「自己破産したらお先真っ暗」なんて言う人は本当にヤバイです。
病気やケガで職を失ってしまったり、借金の支払いで生活が厳しくなって悩んでいる人はとても多いです。そんな人達を救済する制度として『自己破産』が存在しています。
「破産したら終わり」なんて言ってる人は、経済的に困窮している人達に「死ね」と言ってるのと変わりありません。むしろ人生を終わらせないために自己破産するのです。
「借金が返せない。このまま自己破産して人生が終わるのか…」という勘違いをしているなら、すぐに弁護士事務所の無料相談を利用しましょう。弁護士に相談すれば死なずに済むんですから。
この記事の目次
自己破産すれば人生が終わらずにすむ理由
借金を抱えて『自殺』の二文字が頭をよぎる人は結構います。実際、当サイトでも「借金死にたい」へのアクセスは多いです。
収入の大半を借金の支払いに充てていれば、家賃が払えずに住むところがなくなりますし、食費や医療費だって賄えません。
借金で人を死なせないための制度が自己破産です。
自己破産をするメリットは『借金がゼロになって生活を立て直すことができる』ことです。
病気やケガで収入を得られる見込みがなければ『生活保護』という制度があります。死ぬことはありません。あなたは生きてていいんです。
- 借金の支払いが厳しくて生きていけない：死ぬしかない
- 自己破産して借金がゼロになる：死なずにすむ
自己破産のデメリットは財産のほぼ全てがなくなること
はっきり言って自己破産のデメリットは大きいです。持ってる財産を全部処分しなきゃいけないし、10年間はお金を借りられなくなります。
連帯保証人をつけていた場合、あなたが自己破産したら連帯保証人が請求されます。連帯保証人が払えなければ、その人も一緒に自己破産しなければいけなくなります。
自己破産しなければいけない状況になっている時点で、処分される財産は少ないでしょう。「現金や贅沢品を隠して自己破産したい」という人以外、さしたるデメリットではありません。
「ブラックリスト」を勘違いしてる人が多い
自己破産に関するデマはとても多いですが、そのなかでもブラックリストについて勘違いしてる人はとても多いです。
ブラックリストに載ってできなくなるのは「お金を借りること」だけです。
就職活動をしてる時に、ブラックリストに載っているかどうかがわかるわけではありません。だって一般企業はブラックリストを見ることができないんですから。
ブラックリストを見ることができるのは、貸金業者だけです。クレジットカード会社や消費者金融が
「お金を借りたい」
「カードを作りたい」
というお客さんが現れたときに限って閲覧できます。
手元にお金がなくて自己破産できないなら法テラスを検討する
お金がないから自己破産するのに、破産するための費用がないなんて事態は結構あります。
個人事業主が破産しようとすると、まず確実に管財事件となります。裁判費用もかさむため、破産するためのお金を貯めなければいけないことだってあります。
法テラスを利用すれば弁護士費用を立替制度を使うことができます。手元にお金がなくても法テラスの相談を受けることは可能です。
「もうだめだ」と思った時には、弁護士に相談することをおすすめします。
自己破産以外にも借金を整理する方法はある
借金問題を解決する方法は自己破産だけではありません。働いていて収入があれば「任意整理」や「個人再生」といった方法で借金を減らせます。
自己破産と違って全ての借金がゼロになるわけではありませんが、毎月の支払額を減らして無理なく生活を再建できます。
「月15万円くらいの手取り収入があるけれど、クレジットカードや消費者金融からの借入が200万円以上あって返済が厳しい」というかたなら、任意整理で解決できる可能性があります。
今ある借金がいくら減るか知りたいなら、弁護士事務所に直接相談してみるのがおすすめです。
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